叶えたいけど、叶わない現実がある
あなたは今、
どんなお仕事をされていますか？
個人事業主ですか？
それとも、会社員ですか？
最先端のIT系でしょうか？
それとも、建築系でしょうか？
毎日パソコンと向き合う仕事でしょうか？
それとも対面で人と接する仕事でしょうか？
いずれにしても、
あなたは何かしら仕事をして
働かれていると思います。
さて、ここで質問です。
あなたは何を目的として
今の仕事をしていますか？
言い換えると、
何の為に働いているのでしょうか？
人によっては、
お金の為、家族の為、生活の為、
将来の為、やりたい事を実現する為、
といった言葉が出てくるでしょう。
それは一体何の為なのでしょうか？
人は自らの幸せの為に生きる
お金の為という人も、
家族の為という人も、
生活の為という人も、
将来の為という人も、
全ては、自分自身が
それが出来ることで幸せだ、と
思い込んでいる事を叶える為です。
お金の為という人は、
お金を大きく稼ぐ事が幸せだと
意識、無意識に関わらず思い込んでいます。
家族の為という人は、
家族を幸せにする事が自らの幸せだと
意識、無意識に関わらず思い込んでいます。
生活の為という人は、
生活を豊かにする事が幸せだと
意識、無意識に関わらず思い込んでいます。
将来の為という人は、
将来を安心させる事が幸せだと
意識、無意識に関わらず思い込んでいます。
それが良い、悪いではなく、全て
自ら思い描く「思い込み」による幸せを
現実化させようと人は動いている、という事です。
でも、それ、
あなたにとっての
本当の幸せなのでしょうか？
お金を貯める事が、
あなたにとって、本当の幸せですか？
家族を笑顔にする事が
あなたにとって、本当の幸せですか？
生活を豊かにする事が、
あなたにとって、本当の幸せですか？
やりたい事を実現する事が、
あなたにとって、本当の幸せですか？
ついつい人は目先のことを追いがち
これさえ手にはいれば・・・
でも、実際手に入れてみると
そうでもなかった。。。
なんて事はよくあることで、
本当に自分が満たしたい欲求と
実際体験して得たものが
全く違うことは往々にしてあります。
それを防ぐには、まず先に
自分の満たしたい欲求を知る事が重要となります。
欲しい【物】と満たしたい【欲求】
ウィンドウショッピングをしている時、
ファッション雑誌を見ている時、
「この【バック】欲しいな・・・」
＝これを手に入れて、皆に【自慢して注目されたい】
という、欲しい【物】と、
満たしたい【欲求】があります。
満たしたい物は、
物理的に見えるものであり、
すぐに手に入れる事ができます。
でも、満たしたい欲求が
【自慢して注目されたい】と、
本当に分かっていれば、そのバック買いますか？
少なくとも、流行り廃りのあるファッションで
人から注目されるのは一瞬です。
人として圧倒的な地位や名誉を手に入れれば、
ずっと人から注目されます。
でも、人は、目先のインスタントな物で賄おうとして
圧倒的に価値あるものを叶えようとしません。
叶わないと知っている
では、なぜ人は
目先のインスタントなものを
日々追いかけ、消費し、
叶わない欲求を追い続けるのでしょうか？
それは、
すでに「叶わない」と、
自ら気づいているからです。
そもそも、人は望みが出てくる時点で、
その望みは叶わないものだと、
深いところで認識しています。
そもそも叶わない前提だからこそ、
人は望みを持ち、欲求が生まれます。
そして、欲求を叶えようとしますが、
うまく行かない現実に出会うと、
人は落ち込んだり、悲しんだりします。
「やっぱりダメなんだ・・・」
【やっぱり】、がつくわけです。
そもそも、うまく行かないと
自分でわかっていた訳です。
でも、そもそもの前提が
【叶えられる】と分かっている人は、
これも何かしらの経験になるだろうと
楽観視して前に進み続けられます。
あなたの望みは？
話を戻すと、
あなたは何のために
仕事をしているのでしょうか？
仕事をしていく上で、
あなたは何を求めているのでしょうか？
そして、それは叶う前提でしょうか？
それとも、叶わない前提で望む、
ただの空想でしょうか？
人は認知することで成長する
もし、あなたが今、
何を望んでいるのか
パッと答えられないのであれば、
今が、気づくチャンスです。
そして、自分が望んでいる事に気づいた上で
自分はその望みが叶う前提なのか？
叶わない前提なのか？
一つ一つ自分の中の思い込みに気づき、
それが現実を創り出している事に気付く、
そこから、現実を変えてみて下さい。
